今年の試作の中でやたらダニがついてる品種があります。
周りのたくさんの試作品種の中でそれだけです。
これが大阪の技術研修会で話に出てきた「ダニ抵抗性のない品種」なのか?
だとすると葉の表皮の柵状組織の厚さが120μm(マイクロメートル)以下なんだろう。
ワックスとダニの相関性はないらしいがワックス分も乗ってない。
なんで表皮の柵状組織が120μmだと抵抗性ができるか?というのは、ダニの口針の長さが関係しているようだ。
ダニの好きな部位は柵状組織の奥にあり、ダニは大人にならないと口針が120μmに伸びないため、柵状組織の厚い品種はダニが繁殖しづらい傾向があるというもの。
今までこんな観点からダニを研究した人はいない、関研究員にはダイズでなくもっとダニを研究して欲しい。
ちなみにカーネーションに発生するダニはほとんどがナミハダニ赤色型だそうだ。
もきち